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島みやえい子「ひぐらしのなく頃に」-逆再生が怖いひぐらしOPテーマ-


ひぐらしのなく頃に

ひぐらしのなく頃に

ひぐらしのなく頃に

  • provided courtesy of iTunes

島みやえい子ひぐらしのなく頃に」2006/05/24

 

島みやえい子さんの1stシングル。

アニメ「ひぐらしのなく頃に卒」が絶賛放送中ですが、業と卒みたいなゲームっぽい曲もいいけど、私の中でひぐらしの曲といえばやっぱり島みやえい子さんの「ひぐらしのなく頃に」です。

初めてひぐらしに触れたのがこの曲からだったから、っていうのもありますが、中学生の頃友達にこの曲をオススメされて何気なく聴いたらインパクトが強すぎた。

 

 

例の逆再生コーラス


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はんれはーれはーれーいー

この謎のコーラス、たったこれだけで「なんだなんだ!?」と、耳が無理やり惹きつけられてしまう。

初めて聴いた時は、ここだけで「何コレ怖い…」と思いつつ、気になって最後まで聴いちゃいました。

逆再生すると、「逃げられない」と言っているように聞こえるというのはあまりにも有名ですね。

怖いよぉ…

歪でノイズとも受け取れるような不気味な音がずっと鳴っているから自然と不安を掻き立てられる。

不吉→解放→また不吉

この曲、Aメロ→Bメロ→サビというごくごく一般的な構成なんだけど、Aメロとサビがとにかく不吉。

その分Bメロの真っ直ぐな王道メロディが余計に際立つ。

Aメロの加工されたボーカル→Bメロの加工なしボーカルって流れのせいもあって、Bメロが緊張感から一気に解放された安心感を覚えます。背景で鳴っているピアノの音色も美しい。

そしてサビでまた不吉な空気に戻されるという(笑)

この曲で安心できるの、Bメロとラスサビ前の間奏のところだけです。

それ以外はずっと不穏。

 

これは夢のような現実なのか、現実のような夢なのか。

あんなに楽しかった日常が、あまりにも凄惨で残酷なものに移り変わり、そこから生まれる目に見えぬ恐ろしい何かが表現されているように思えます。

ラストはぶつって終わるんですよね。

TVの電源をいきなり消した時みたいに。最後までちゃんと怖い(笑)

 

 

きちんと恐怖を植え付ける歌詞 

歌詞は、ひぐらしの内容を深く描写したわけでは全然ない。

それなのに、鬼隠し編綿流し編祟殺し編…と続けて見ていたときのあの得体も知れない漠然とした不安と恐怖を見事に表現しています。

振り向いた その後ろの

(正面だぁれ?)

この指とまれ 私の指に

その指ごと 連れてってあげる

鬼さんこちら 手の鳴るほうへ

どんなに逃げても 捕まえてあげる

日本の昔の童謡に出てくるような台詞がちらほら見えます。

幼さと恐怖の混合。

こんなん一番怖いですからね…

初めて聴いたときは「この指とまれ」で 「は!?え?どこに連れて行かれるんだ!?」と、お化け屋敷に入ったような薄気味悪い恐怖を感じたことを覚えています。

 

 

 

不安定でざらざらとした映像のOP

あの不安定でざらざらっとした作画だからこそ、恐怖が一段と際立っていたあのOP映像。 

今見ると確かに作画が特別良いというわけではないけど、アニメ初めて見たときは話面白すぎて作画とかどうでもよくなった。

たまに一挙放送で見返すと、「こんな作画だっけ!?」って思う。

でもこの不安定な感じが!良い!!

旧アニメはもうあの作画じゃないと満足できないです。

いつも思うのですが、魅音の背中の刺青が公式できちんと描写されたのってこれだけですよね?(アニメを公式と言うのはちょっと違う気がするが)

あと、圭一って主人公なのにこのOPで一度も出てこないんですよね。まぁ圭一って主人公と言っていいのかわからんけど。

一応、ひぐらし見てみよーって思って1話から見出した人からしたら、圭一が主人公ですよね。

圭一ってキービジュアルもいないことが多かったし、グッズが出ても部活メンバーで圭一だけハブられてることがあまりにも多すぎる。不憫すぎ…圭一めっちゃ好きなのになぁ。

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