酸素どーなつブログ

アニソン・声優・アイドルとかいろいろ

腐女子がイメソン四天王(椎名林檎・天野月・Cocco・鬼束ちひろ)のオススメ曲を紹介する

イメソン探しは楽しい!

自分の好きなキャラやカップリングをイメソンにして聴くのってなんであんなに楽しいんだろう…

もちろんその曲を聴いて合うキャラやカップリングを妄想したり創作したりするのも楽しい。

その妄想が、腐じゃないカップリングでもいいしキャラ単体でもいい。

私の中で女性ボーカルでのイメソンにされがちアーティスト四天王(女性ボーカル)は、椎名林檎、天野月(子)、Cocco鬼束ちひろです。

男性ボーカルはそこまで詳しくないから知らん。

この4人はとにかくイメソンの汎用性が高い。

 

この4人の共通点は

どこか憂いを帯びた歌声、孤高のカリスマ的存在、紡ぎ出される繊細で独特な歌詞…

みんな元気でハッピー!と言うだけの曲が少なく、人間の腹の底に眠っている憂愁を表現するのがとんでもなく上手い。

この4人の全ての曲を把握してるわけではありませんが、この4人のイメソンにしやすい曲を3曲ずつ紹介していきます。 

 

 

椎名林檎

お洒落&色気がすごい

・本能


www.youtube.com

本能

本能

  • provided courtesy of iTunes

約束は 要らないわ

果たされないことなど 大嫌いなの

ずっと繋がれて 居たいわ

朝が来ない窓辺を 求めているの

割とイメソン好きな人からしたら定番なイメージ。

スーツとか似合う大人同士のカプとか合いそう。

女王様みたいに高圧的でアダルティな歌声と、王道ではないお洒落なコード進行、扇情的なピアノ。

MVが斬新かつ耽美で見応えあります。

いきなり看護師姿の人がガラスぶち割るんだから、一度見たら忘れられない。

MVのラストの、ガラスにさらにもう一発蹴りを入れてるところが好きすぎる。

ダウナー愛憎ソング

・メロウ 

引き攣ってくれ

僕は此処でお前に云うのだ“愛しているさ”

いま赤く染めた

お前が僕よりイッちゃっているのだ

狂っているーそうだろう?

愛と憎しみは表裏一体。

歌詞を見た通りだいぶ闇深いんだけど、狂っているのに美しい。

歪んでいるサウンドが狂気を孕みつつ爽快さ・清々しさがある。

(「メロウ」収録)

後悔してるけどもう戻れない

・正しい街

正しい街

正しい街

  • provided courtesy of iTunes

可愛いひとなら捨てる程いるなんて云うくせに

どうして未だに君の横には誰一人居ないのかな

未練たらたら、でももう戻ることはできない系ソング。

Aメロの韻を踏んでるところは、なぜか煙草吸いたくなるような退廃的なものを感じる。

2番Aメロの猫の鳴き声?みたいな音が面白い。

(「本能」「正しい街」収録)

 

 

天野月(子)

天野月子といえばコレ

・聲


www.youtube.com

昇る昇る太陽が

わたしの場所を浄化する

青く刻む刻印を

温い温い風がさらっていく

結構イメソンにされがちなイメージ。

AメロBメロは大人しめなのに対して、鬼気迫るサビの歌唱は圧巻。

蝕んでいく 記憶の破片 わたしを塞ぐピアスが足りない

「青く刻む刻印」や「わたしを塞ぐピアス」など厨二心くすぐられるワードが結構ある。

人は、人のことを最初に忘れるのは声からというのはよく聞くけれど、それを情念と悲哀たっぷりに歌ったのがこの曲だと思ってる。

(「聲」収録)

 ヤンデレ×超絶カッコいいギターロック

・銀猫

銀猫

銀猫

  • provided courtesy of iTunes

逸らさず見ていてよ

わたしの写真が灰になるまで

過去と今をゼロに戻し わたしをわたしで葬る

あなたを温めて 埃に塗れた銀色の猫

喉が焼けて掠れるまで

シャッター切って死なせて

「燃えているわたしがちゃんと灰になるまで逸らさず見ていて…あなたが写したわたしを…」という一見 執着がエグい“怖い女”感あるのに、天野月(子)さんの歌声とバリバリカッコいいギターロックサウンドのおかげで、全然嫌悪感がない。

天野さんはこういう曲が得意なイメージ。だからイメソンにしやすいのかな。

(「銀猫」収録)

バチバチ敵対ソング

・劔


www.youtube.com

わたしを裏切るのなら

正面から太刀合い勝ち取ってごらん

君を奪う劔なら

いつだってこの手に持っているから

ここの歌詞にすべてが込められている。

かつて仲間だった相手と敵対するような曲。刀とか剣で闘っている戦士に似合いそう。

このわたしを踏み躙る時には

手加減などしなくていい

本物でいて

「やるんだったら正面から手加減なしで本気でかかってこい!!それぞれがもつ“正義”を掲げて!!」と、どちらかがくだばるまで最期まで闘っているイメージ。歌詞を読むだけでカッコよくてゾクゾクする。

(「劔」収録)

Cocco 

終始怖く、そして美しい

・けもの道 


www.youtube.com

ねじるように

捕まえて

飛び散るまで

目を あけて

嘘には罰を

月には牙を

あなたに報いを

イントロからいきなり「憎しみ」が伝わってくるような、素晴らしいヤンデレソング。終始怖い。

憎んでいる、そして愛してるみたいなキャラはとりあえずこの曲がオススメ。

性癖ぶっ刺さる人にはぶっ刺されまくって倒れるレベル。

穏やかに安らかに堕ちていく系

・樹海の糸


www.youtube.com

溢れ出る憎しみを 織りあげ

わたしを奏でればいい

Aメロは、変拍子でどこか違和感を覚えさせて、不思議な感覚にされてしまう。

穏やかなギターと清廉な歌声に騙されそう(?)になるけど、割とエグいこと言ってます。最後まで聴いてください。

喪失感に打ちのめされる系

・雲路の果て


www.youtube.com

この目さえ

光を知らなければ

見えなくていいものがあったよ

からだが

あなたを知らなければ

引きずる想い出もなかった

寂寞と絶望でいっぱいになる。 

サビで唐突にロックになるところが、吐き出せずにずっと溜めていた想いが爆発しているよう。

(「BLEACH」の久保帯人先生的に四楓院夜一さんのイメソンがこの曲らしくて驚いた。夜一さんって強く美しく凛々しく、何ものにもとらわれない自由で元気いっぱい!なイメージしかなかったんだけど…?彼女の過去に何があったの…?)

(「けもの道」「樹海の糸」「雲路の果て」収録)

鬼束ちひろ

イメソンといえば、みんな大好きなこの曲

・私とワルツを


www.youtube.com

優しいものは とても怖いから

泣いてしまう 貴方は優しいから

誰にも傷が付かないようにと

ひとりでなんて踊らないで

どうか私とワルツを

センシティブでガラスのような美しさと寂しさがある曲。 

やはりイメソンを紹介するんだったらこの曲なしでは語れない。

なんかこの曲、イメソン厨みんな好きだよね(笑)

みんなこの曲で推しにワルツ踊らせすぎやろと思うが、その気持ちものすごくわかる。

繊細すぎてそれゆえ傷つきやすい、でもなんでも1人でできるから勘違いされがちな孤高な奴に「1人で背負いこむなよ」と誰かが手を差し伸べる曲…と私は解釈してる。

愛の元でひざまづきたい

・惑星の森

惑星の森(Live)

惑星の森(Live)

  • provided courtesy of iTunes

レット・ミー・ダウン

飲まれて行く

レット・ミー・ダウン

どうかこのまま

愛の元でひざまづきたい

レット・ミー・ドラウン

溺れて行く

レット・ミー・ドラウン

助けも呼ばずに

貴方の元に届きたい

ここで「月光」とか定番すぎてつまらんかなと思ってマイナーなやつ選びました。

まず「惑星の森」というタイトルが良い。

広大で真っ暗な宇宙の中で、どこにいるかも分からない“貴方”を探し求め、ただただ彷徨っているような曲。なんとも言えない寂しさがある。

(「惑星の森」「私とワルツを」収録)

(「惑星の森(Live)」「私とワルツを(Live)」収録) 

あまりにも切なく、皮肉的なタイトル

・僕等 バラ色の日々 


www.youtube.com

人は迷子になるという事を

抱いて

歩いてゆけるから

どうぞ手を離して

何度傷跡が消えても

繰り返す まるで 過ちのように

ああ僕等バラ色の日々

タイトルが「バラ色の日々」なのに悲壮・悲哀しかない。皮肉が効いてる。

冬の冷たい風のようなピアノとボーカルだけがずっと続くけど、2番サビでドラムが入り一気に感情が激しい悲哀で盛り上がる。

ラストの「ああ」が あまりにも切なすぎて、でもどこか諦観と潔さもある。

この曲もっと人気あってもいいのになぁ…他も良い曲いっぱいあるけど、悲壮感は群を抜いてると思う。

(「 僕等 バラ色の日々」「私とワルツを」収録)

 

まとめ

なんか闇深い曲ばっかりになってしまった…

でもハッピーなの求めてるんだったら、この4人じゃなくて他のアーティストでええやんって思っちゃうから…

とりあえず3曲ずつ紹介したけど、めっちゃ迷った。

まだまだ紹介したい曲いっぱいある。特に天野月さんのは、天野月子名義のしか紹介してないな…。天野月名義も良い曲いっぱいあるよ!

あと「この曲は〇〇系」みたいな書き方したけど、完全に個人的な解釈なので…。

音楽は聴いた人の数だけ解釈があるから、私が書いたことはあまり真に受けずに楽しんでください。

 

絶対3曲じゃ足りなかった…

またいつか、別の機会に紹介しようと思います。

sansodo-natu.hatenablog.com

 

sansodo-natu.hatenablog.com

sansodo-natu.hatenablog.com

sansodo-natu.hatenablog.com