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【歌詞考察】ひぐらし業ED-彩音「不規則性エントロピー」


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彩音「不規則性エントロピー」2021/02/06

アニメ「ひぐらしのなく頃に業」2つ目のエンディングテーマ。(18話〜24話)

エンディング曲だったのが郷壊し編だけだったので、流れたのは「神様のシンドローム」と比べてかなり少ない回数。

個人的に、郷壊し編は他の編よりもツラい話だったので、聴いたらしんどくなります。 

ジャケットの沙都子

 


不規則性エントロピー (TVアニメ「ひぐらしのなく頃に 業」新EDテーマ)

沙都子の顔!!!なんという悪人ヅラ!!

旧アニメ見てたときは、沙都子がこんなことになるとは思わなかったよ…

そして、ジャケットでは見切れていますが 沙都子の手に持っているリボン?のようなもの。

Twitterとか見てると詩音のリボン説が浮上してますが、当たりなんじゃないかと思います。

詩音は業でなぜぱったり出番がなくなったのか?

ルチーアといえば詩音のイメージが強いのに、まったく関与していないのはあまりにも不自然。

もともと思い込みが強い子で、沙都子にちょっとでも何かがあったら飛んでても助けにいきそうなのに。

これだけ不自然だと、沙都子のと詩音の共犯説は推せる。

 

ED映像で気になるところ

前の「神様のシンドローム」と比べると、流れる回数が少なかったことや、曲だけで映像がないver.の回もあったこと、本編の沙都子と梨花のギスギスがあまりにもツラかったということもあり、正直映像あまり覚えてない。

さっき見返したけども、あまりにも沙都子と梨花だけの世界。

部活メンバーの登場あれだけかよ!!かわいそうだよ!!梨花しか見えてなさすぎだよ沙都子!! 

でもED映像で、梨花視点の沙都子は背景が潤っていて美しいのに、沙都子視点の梨花は背景が枯れ果てている、という対比が気になる。

梨花視点では、惨劇を乗り越えられて幸せいっぱい。

でも沙都子は梨花に「沙都子を一人にはしない」と言われたのに、結局裏切られた。

その梨花に対しての不信感・不快感(=もうあなたを信じられない)みたいなものの表現かもしれない。

そして肝心の「エントロピー」の意味をググっても全然理解できませんでした。

難解すぎる…文系には厳しいっす…

なんとなく「乱雑」とか「混沌」みたいな意味があるっぽい?

ということは、不規則な乱雑?

沙都子の歌というのは間違いないと思うんですが、難しい要素が多すぎる今回。

 

さて、本題の歌詞考察にいきたいと思います。

 

1番

Aメロ

誰かの嘘がまた 誰かを傷つけ

誰かの嘘がまた 誰かを護った

歪んだ景色 やがて螺線へ 落ちる感覚

痛みに震え 口かみ殺す

「嘘」といえば、ひぐらしの名台詞「嘘だ!!!」

レナが一番有名だけど、いろんなキャラが言っています。

誰かの嘘によって、誰かが疑心暗鬼に陥ったり、誰かを護っていたり。

今回の沙都子と梨花の関係もそう。

結局梨花に裏切られて(嘘をつかれたといっても過言ではない)、沙都子を傷つけた。

梨花も一応心配して手を差し伸べたけど、沙都子は断った。

それは、梨花ちゃんのハイソな学園生活を護ることへと繋がった。

「歪んだ景色〜」あたりは、めちゃくちゃ沙都子感あります。

ルチーアでサロンお茶会の梨花を睨みながら唇噛んでたシーンが印象的だったから。

 

Bメロ

笑い合い 悲しみ分け合い

掛け替えのない 特別な場面

絆はずっと ここに在るよね

無自覚に 打ち鳴らす鼓動

明確な 命の証明 落ちる影(不意なる)

うしろの正面──── 

基本的にこの曲は沙都子→梨花の曲だと思います。

身寄りのない2人はずっと一緒に暮らしてきた。喜びも悲しみも、どんなときも。

それは沙都子にとっても梨花にとっても特別な空間だったことでしょう。

「絆はずっと ここに在るよね」は、なんだか自分と梨花に強く言い聞かせてるような感じがある。

心の奥底にある、絆がなくなってしまうかもしれないという恐怖に怯えながら。

「2人の絆はなくなったりしないよね!?」「ちゃんとここに在るよね!?」みたいな必死さが混じっている気がする。

「命の証明」とあるけど、「神様のシンドロームでも「命結ぶ証明」というフレーズが出てきます。

命の証明→生きる意味、ループする意味?

沙都子の生きる意味は梨花。すべて梨花の存在によって惨劇起こしてループしているから。

そしてまた「うしろの正面」

ひぐらしのなく頃に「神様のシンドロームでも出てきました。

また?そんなにうしろの正面って重要ワードなの?

深い意味はないオマージュだったとしても気になってしまいます。

本当の真実は目に見えない→実は隠れた黒幕がいる?

 

サビ

天高く 描かれた 空の色は蒼くて

無限回 繰り返す まるでそれは 箱庭

幼き動機の共鳴 結ばれた糸先は

狂気と惨劇の舞台へ 繋がってる

サビ前半2行は沙都子のこと。「無限回 繰り返す」とかループそのものだし。

「幼き動機」とは、沙都子とエウアのこと。

沙都子は、梨花を苦しめるためだけに惨劇起こしてるし。(でもおそらく沙都子本人もなぜ梨花にここまで執着してしまっているのか、苦しめたいのか覚えてない気がする、ここまでくると。)

エウアは、自分の退屈を埋める道楽として沙都子にループの力を与えてただ鑑賞している。

「糸」はやはりループのこと。

ループによって、狂気と惨劇を何度でも引き起こす。

「神様のシンドロームでも「空」が出てきたけど、何か深い意味あるのか…?

志倉千代丸さんの表現する「空」が分からん。

自分が描いた理想は、実はあまりにも高かった…みたいな?

 

2番

Aメロ

群がる価値観に 芽生えゆく不信

視線は宙を舞い 狂気に囚われ

正しい事や 人の痛みさえも いとわない

異形文脈 かなり重症

もう沙都子そのものです。

群がっていく梨花の取り巻き。沙都子は「梨花の嘘つき!!」というモヤモヤした感情が芽生えて始めてゆく。

それがあの惨劇へと繋がっていく…

「異形文脈」という日常生活では聞き慣れないフレーズ。

文章は、それを書いた本人の思考により前後や流れが違います。この物語を書いている本人=沙都子の思考そのものが異形を為している。

「かなり重要」って(笑) 視聴者の誰もが思ってることだけど、歌にまで言われとるぞ沙都子。

 

Bメロ

命さえ 行方も分からぬ

忌まわしき 小さな世界で

絆はずっと 離れたくない

君のその 真っ直ぐな瞳

変えられる 新しい明日 理想並べ(不安を)

かき消したいだけ──── 

自分が何度死んだのかもう分からないくらいループした沙都子。

この小さな世界小学生〜高校生までの間。

2番は「絆はずっと 離れたくない」梨花に強く宣言しているようです。

梨花が自分にそんな酷い態度をとるはずがない、裏切るわけない!という忌まわしい事実をかき消したいだけ。

 

サビ

真実を知らぬまま 沢山の想い出と

風強く 吹きつける 大いなる海へ出る

幼き動機の共鳴 結ばれた糸先は

狂気と惨劇の舞台へ 繋がってる

真実…?って何だろう。

梨花が沙都子に対してあんな態度だったのは、実は何か事情があったのかもしれない。それは沙都子が知らないことで。

ルチーア編では、ずっと沙都子視点だったから、そのときの梨花はどう思っていたのか、きちんと描写されてたわけじゃないんですよね。

真実→梨花の心情?

梨花の本当の想いも知らないまま、沙都子は今までの2人の想い出を背負い、嵐のような苦境なところまで来てしまった。(ちょっとこれは強引かな…)

ルチーア編での梨花の心境をもっと知りたい。今後描写されることを願っています。

 

沙都子の持っているリボンとは?今後、沙都子と詩音の共犯はあるのか? 

そもそもひぐらし卒1クールだけで終わることができるのか?

早く展開が知りたいけど、せっかくの新作アニメだし終わっちゃったら寂しい。

こうして自分で考察したり、いろんな人の考察読んだりしながら一週間アニメの放送を待つ今が一番楽しいんですよね。

さすがに綿明し編で詩音の登場が全然ないっていうのはあり得ないと思うので、 楽しみに待ってます。

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