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私立恵比寿中学「トレンディガール」が私とエビ中の出会い【レビュー・感想】


トレンディガール(通常盤)(特典なし)

私立恵比寿中学「トレンディガール」(通常盤)2019/06/05

1.トレンディガール

2.あなたのダンスで騒がしい

3.トレンディガール(Less Vocal)

4.あなたのダンスで騒がしい(Less Vocal)

エビ中との出会い

エビ中との出会いは「神ちゅーんず 〜鳴らせ!DTM女子〜」。

2019年4月〜6月まで放送されていたドラマです。

見ようと思ったのは、たまたまネットニュースで「DTM女子のドラマ」っていうのが気になったからで、誰が出演するとか全然興味ありませんでした。

あのときたまたまネットニュース見てなかったら、エビ中までたどり着けなかったんだから、人生何が起こるかわかんない。

 

 トレンディガール

エビ中の曲を聴いたのはこれが初めて。

ドラマの主題歌なので毎回オープニング曲として流れてたんですが、5話くらいまでは特に好きじゃありませんでした。

一度聴いたら忘れられない独特なイントロ、ゆったりかと思いきや早口になったりで忙しくその割には浮遊感があってつかみどころのないAメロBメロ、派手ではないけどクセになりそうなサビ。

「ふわふわしてて変な歌だな〜」くらいだったのに、なぜかじわじわとハマっていき最終的には大好きになりました。

 

アニソンばっかり聴いていてた人間だから、サビで思いっきり声を張り上げるような曲だったらハッキリしていて分かりやすいんだけど、「トレンディガール」のような低音多めの曲は何回も聴かなきゃ良さに気づかない。

 

不特定多数は少数よ 素敵なトレンディガール

それが私たち

自分が勇気を出して挑戦したことを馬鹿にされたり矢面に立たされたりしても、「大丈夫だよ」と言ってくれてるようで好きです。

 

「神ちゅーんず」のオープニング、全員で踊ってるシーンで「まだ青春42%〜」のところから、口パクと歌詞が合ってなくてずっと「?」でした。

川谷絵音があとで歌詞書きかえたのかな…とか思ってたんですけどやっと分かりました。

よくよく見ると、口の動きが2番の「要するに私トレンディ〜」なんですよね。

でも流れているのはラスサビの「まだ青春42%〜」

つまり、映像では2番を歌っているけど流れている歌はラスサビなんですね。やっと解決しました。

 

確かに「まだ青春42%〜」の方がメッセージ性強い印象ある。

単純にラスサビまで歌詞ができていなかったってだけの可能性もあるけど。


www.youtube.com

MVは…引越しの手伝いしてるのかな?みんな仲良さそうで微笑ましい。

柏木ひなたちゃんが冷蔵庫や電子レンジ開けるときニッコニコなのが可愛すぎる。

 

 

あなたのダンスで騒がしい

エビ中で一番最初に好きになった曲。

永莉テイラーちゃんのパワフルで物怖じしない歌声を聴き「めっちゃええやん」って思ったんですが、そもそも永莉ちゃん役の子(中山莉子ちゃん)が本業が女優さんではなくアイドルというのを知らなかったせいで、メンバー全員が歌っているver.を聴いたのがドラマ放送の一年後。

そこでやっと私立恵比寿中学というアイドルの存在を認知し、ズブズブとエビ中の沼にハマっていきました。

もっと早く知っておけばよかった…

 

この曲も早口部分多めで難解な曲。

サビの上がっていくメロディはゲスの極み乙女。の「私以外私じゃないの」を連想させます。

ざわめきの心地よさに

付き合って 付き合って

聴き終わった頃には、ざわめきの心地良さに絶対に付き合いたくなる。

 

そういえば、ドラマではCDとCメロの歌詞が違います。 

CDでは

2つに割れた運もまた

行き場を失って見守ってる

でもいつか1つになるはずさ 

ドラマ5話で永莉ちゃんが持ってた紙に書いてた歌詞では

昨日とは違う芯をまとった

あなたを見ちゃった

枯れ切った心が潤う瞬間を

一応、作詞担当のやえ子ちゃんが書いたっていう設定でしたよね。

どういう思いで書いたのかいろいろ考えてしまう。(ドラマはそこまで詳細に描写してくれなかった)

  

 

2曲の共通点

面白いことに、この2曲は構成がほとんど一緒です。

1番はAメロ→Bメロ→サビ という構成ですが、

2番は1番とは違うメロディのAメロBメロ。サビは1番よりも長めで、Cメロの後またサビ2回。

 

つまりどちらも

Aメロ→Bメロ→サビ①→A’メロ→B’メロ→サビ①②→Cメロ→サビ①②

 

2番のAメロとBメロ違うの難しすぎじゃない?ただでさえ早口なところ噛みそうになってムズいのに…

 でもエビ中ならなんなく歌いこなせる。すごすぎ。

 

ドラマ自体はツッコミどころ満載

「神ちゅーんず」、ドラマとしてはいろいろツッコミどころがあまりにも多かった。

そもそもDTM要素が少なすぎ!!タイトルにも入ってるんだから、もっとこう…技術的な面が見てみたかった。

途中から入る男女の揉め事は絶対いらなかったし、川谷絵音本人出演はちょっと笑っちゃったし、休日課長が演じるプロデューサーが棒読みでこれも笑っちゃったし…

このプロデューサー、ルミちゃんに怪しい何かをもちかけてるようにしか見えなかった…(笑)

自分のこと陰キャって言ってるやつがLINEのアイコン自撮りに設定しねーよ!

 

最終回お前らも歌うんかよ!

てっきり永莉ちゃんが1人が歌って他のみんなはダンスしたりするのかなって思ってたら全員で歌って踊るし。

作曲担当、作詞担当、ダンス担当…って分かれてたのに?なんで? 

最終回、無理矢理まとめた感ハンパねぇ!

 

DTM目当てで見始めたからDTM要素少なすぎたのが残念だったけど、話自体はそこそこ面白かったし何よりエビ中メンバー全員の演技は本当に素晴らしかった。

本業がアイドルとは思えないくらい上手かった。

 

正直、エビ中のことまだまだ書き足りないので次の記事で書きます。

 

sansodo-natu.hatenablog.com