【レビュー・感想】古川慎「miserable masquerade」-これがデビュー曲!?
古川慎「miserable masquerade」2018/07/04
- miserable masquerade
- アンバランス
- 手紙
- miserable masquerade -Instrumental-
- アンバランス -Instrumental-
- 手紙 -Instrumental-
声優・古川慎さんのアーティストデビューシングル。
初めて名前を見たのは「ゴールデンタイム」だった気がします。
古川さんのこと自体はどんな人か全然知らないけど、「ワンパンマン」あたりでよく名前をみかけることが増えた印象。(最近の出演作で好きだったのは、「憂国のモリアーティ」のシャーロック・ホームズと「オッドタクシー」の山本です。)
デビューシングルなのに、作詞を全部本人が担当。
気合が入りまくってます。
miserable masquerade
一応若手(といっていいのか?)のアーティストデビューだったら、もっと「ここが俺のスタートだぜ!みんなついてきてね!」みたいな元気いっぱいなポップソングとか、
今まで応援してくれてたファンに向けて「みんなの背中を押せるような」応援ソングとかをデビュー曲にもってくるのが普通だと思うんだけど
全っ然違う方向性の曲をもってこられました。
これがデビュー曲なの!?
ジャズ調でアダルティ。MVも暗くてそんな雰囲気。
そしてなんといっても歌、めっちゃ上手ぇ…
なんか声量すごいなこの人…声量も圧もすごい。
ビブラートも伸びやかで、圧倒される。
アンバランス
イントロ聴いた瞬間、「え、無能なナナのエンディング?」って思ったけど聴き比べたらそこまで似てなかった。
こっちの方が私が想像してたデビュー曲っぽい。
若者特有の直球で爽やかなロックポップ。
ふらついてるけど、いつかキラキラな未来を描きたい!みたいな、古川さんの声優としての等身大の姿を描いたような曲。(と勝手に思っている)
なんとなく斉藤壮馬さんのデビューシングルを思い出しました。
斉藤壮馬さんのデビューシングルも、2曲目はアップテンポで少年漫画のような熱さやパワーがあって、若さゆえの青さもあるような曲だった。(まぁあっちはちょっと苦しみもがいてるような曲だったけど)
手紙
普通に良い曲だ…
他の声優アーティストさんと比べるのは野暮だと思うけど、確実に断トツで表現力に長けてる。
手紙のもつパワーや生み出される感情ってこんなんだよねって曲。
歌詞に出てくるこの2人は友達同士なのか恋人同士なのか家族なのかは分からないけど、離ればなれだろうと月日が経とうとも、手紙に託された想いというのはずっと変わらない。
まとめ感想
これ本当にデビューシングル?
歌上手すぎでは…???
ビブラートがすごい。
こんだけ高らかに伸びやかに歌えたら最高に気持ちいいんだろうなってくらい聴いてて気持ちいい。
男性声優ボーカルはそこまで聴かないけど、歌声は綺麗だし上手いし、本人が書く歌詞の世界観も好きなので、他の曲も聴いてみようと思います。